秋に詠む

総記

立冬が過ぎ、「木枯らし1号」も吹いて…「釣瓶落とし」の秋ももう終わりに近づいたかな (畦の花)

天に 朱の色添える 木守り柿
    の月 光ざわめく 川面かな

  ロール 稲田に残し 秋は往く
       まんま 幼き頃の 母の顔

 焼けの 色を移して ナナカマド

          垣に 人知れず咲く 萩赤し

    洩れ日が きらめき揺れる 池の面 虫の音残し 秋風立ちぬ

暮れに 君と語らい 歩く径 金木犀の 甘く香りて

電の 駅のホームに フジバカマ 薄紫に 花楚々と咲く

  書まつり さがし疲れて 鴨川に トンボ軽々 飛び石渡る

 

        の 歌を訪ねて 道ゆけば 遠き山並み 秋風ぞ吹く