養老サンと”まる”
NHKのドキュメンタリー『まいにち 養老先生、ときどき まる』に何となく惹かれてつい見てしまう。鎌倉の自然溢れる家で暮らす解剖学者の養老孟司さんと愛猫「まる」の日々を、淡々と撮っている番組だ。
養老さんと言えば超ベストセラー『バカの壁』で一躍有名になった人。歯に衣着せぬ物言いで、自分の言葉でその思うところを語る姿勢に私は好感を持っている。「この人は人間として生まれたことに大して意義を感じていないのではないか?」そう思うこともある。鴨長明の『方丈記』を取り上げるあたり、「世俗社会とは一線を画したいのでは?」とつい穿った見方をしてしまう。
そんな養老さんだが、年とった愛猫「まる」とは良いコンビ。最近のSNSで話題とかいう人間本位な、野生の本性を失ったような猫と違い、「まる」は堂々と野生を、「我が道」を行く。そこが良い!!