「玄鳥去」そして「中秋の名月」
9月17日、暦は二十四節気「白露」の末候「玄鳥去」へと移る。「玄鳥 (ゲンチョウ)」はツバメを指す。「玄」には「くろ・くろい」の意味 (訓) があり (例えば “玄人 クロウト”)、これで「つばめさる」と読む ...
鶺鴒(セキレイ)は秋の鳥!?
9月に入っても猛暑日が続く京都。茹るような暑さの中、ふと気づけば二十四節気は処暑から白露へと変わり、9月12日には七十二候が第四十四候「鶺鴒鳴 (せきれいなく)」に移った。「セキレイが鳴き始める頃」というが … セキレイは留鳥で一年 ...
2年がかりの “六地蔵めぐり”
8月22日・23日は 『六地蔵めぐり』 の日。昨年、ふとしたきっかけで、 『六地蔵めぐり』 当日に「常盤地蔵」が祀られる「源光寺」に参拝し「お幡 (はた)」をいただいた。これもご縁かなと、「六地蔵」参拝を思い立つ。昨年は六地蔵発祥の ...
嵯峨鳥居本の ”八体地蔵尊” に思う
嵯峨野の最も奥に位置する 「嵯峨鳥居本地区」 は、清滝を経て愛宕神社へ通じる愛宕街道に沿った古い町家や農家が並ぶ自然豊かな地域。愛宕神社「一之鳥居」からほぼ東に向かって600メ-トルほど続く風趣ある街並みは、江戸時代中期には愛宕詣の ...
本阿弥光悦 (ほんあみ こうえつ, 1558-1637)
江戸初期の書家、芸術家で「数寄者」または「異風者 (世間一般とは異なる人)」とも称された。
永禄元 (1558) 年、父 本阿弥光二と母 妙秀の長男として京に生まれる。本阿弥家は代々刀剣鑑定・磨砺・浄拭 (ぬぐい) を ...